ゲーム説明
地方都市A市。寂れた商店街しかない田舎町に商業施設の巨大な魔の手が迫っている!
施設建設の利権を狙う悪徳政治家から商店街を守るため地元住民よ一致団結し立ち上がるのだ!
一方その頃悪徳政治家は己の野望を果たすため、市民の買収を試みる…
思惑交錯する反対運動に身を投じた君はどうする!?
商店街を守る君も!裏切った君も!
共に叫ぼう!!
『ビルを建てるな!』
ゲーム概要
このゲームでは、各ラウンド毎にプレイヤーは1人の「悪徳政治家」と「市民」たちに分かれます。
悪徳政治家はなるべく大きな商業ビルを建設することが目的です。
市民はビル建設を中止に追い込むことが目的です。ただし、市民にはそれぞれ「建つならこんな建物がいい」という思惑があり、自分の思い通りのビルなら建っても目的が達成されます。
目的が達成されると、それぞれの役職カードや買収カードに応じたポイントが手に入ります。
各ラウンドで自分の役職の目的を達成し、全ラウンド終了時に最もポイントを得ることができたプレイヤーの勝利です。
遊び方
プレイヤーの中で「自分が最も不正と縁遠い」と思う人は手を挙げてください。一番最初に手を挙げた人がスタートプレイヤーです。
ゲームには通常ラウンドと最終ラウンドがあり、最終ラウンドだけ一部ルールが違います。下記では通常ラウンドのルールを説明します。
- ゲーム準備
- スタートプレイヤーに悪徳政治家カード、買収カード3枚を渡します。
- 悪徳政治家、市民全員にアクションカードを3枚ずつ配ります。
- 悪徳政治家は役職カードから自分も含めたプレイヤーの人数分のカード**(4人プレイなら4枚)**をランダムに引き、内容を確認した上で他のプレイヤーに1枚ずつカードを配ってください。余ったカードは本ラウンドでは使用しません。
- 悪徳政治家はアクションカード3枚、買収カード3枚の計6枚。市民は、アクションカード3枚を持った状態でゲームスタートです。
- ゲームプレイ
- 悪徳政治家は時計回りで、1番目のプレイヤーに、自分の手札から1枚のカードを裏向きで市民へ渡します。
- 市民はカードを受け取り、カードの内容を確認します。この時、市民は1ラウンド中に一度だけカードの内容を見た上で、受け取りを拒否することができます。
- 受け取りが拒否された場合、悪徳政治家は先ほど渡したカードと異なるカードを市民へ渡さなければいけません。買収カードを渡して拒否された場合は、異なる規模の買収カードであっても渡すことはできません。また、一度買収カードを拒否したプレイヤーに同ラウンド中に再度買収カードを渡すことはできません。
- 市民がカードを受け取ったことを確認し、悪徳政治家はカードを山札から1枚引き、手札を補充します。悪徳政治家の手札は常に6枚になります。
- 市民は手札からカードを1枚場に出します。特殊な効果のある中止カードが出されたら、即時効果を発動します。
- 市民から場にカードが出されたら1人目の市民のターンは終了です。次の市民も1〜5までを行います。このゲームにおいて、山札からカードを引けるのは悪徳政治家のみです。市民は山札からカードを引くことはできません。
- 場に15枚のカードが出るか、中止の条件が揃った時点でそのラウンドは終了です。
- 時計回りに悪徳政治家を回し、全員が一度ずつ悪徳政治家をプレイしたら通常ラウンドが終了です。
- 獲得したポイントは各ラウンド忘れずにメモしておいてください。
- 最終ラウンドについて
- 最終ラウンドでは、通常ラウンドが終了した時点で最も獲得金額が少ないプレイヤーが悪徳政治家を務めます。
最もポイントが少ないプレイヤーが複数いる場合は、その中で悪徳政治家を一番早いラウンドで対応したプレイヤーが務めます。
- 通常ラウンドと違い、悪徳政治家は役職カードを引くとき、プレイヤーの数+2枚**(4人プレイなら6枚)**を引いてください。
- その他は通常ラウンドと同じです
- ゲームの勝敗
- 最もたくさんのポイントを得たプレイヤーが勝者となります。
ゲームプレイ図解
ビルを建てるな図解.pdf